ブログ

風邪をひいたらお風呂に入っちゃダメはもう古い!?

「風邪をひいたらお風呂に入っちゃダメ」子どもの頃から言われ続け、今でもこの決まりを守っている方も少なくないかと思います。

でもこれ、実は古い考え方で、最近ではお風呂に入った方が症状が軽くなり、早く治ると言われています。
いったいどういうことなのでしょうか?
今回は風邪のときにお風呂に入るメリットと注意点についてお話していきます。

今の時代では家にお風呂のある家庭がほとんどですが、昔は家にはお風呂はなく、銭湯に通うのが当たり前であったため、移動の間に湯冷めしてしまっていました。
珍しくお風呂のある家でも、お風呂は少し離れたところに作ったので、昔はお風呂に入るとどうしても風邪が悪化してしまったのです。

しかし、これは昔の話です。家の中にお風呂があり、空調も整っている現代の家庭では、以前のような心配は無用です。湯冷めがなければ、風邪をひいたときにお風呂に入ることは多くのメリットをもたらしてくれます。

d901a548dd4251842dcc84d819051b19_m

風邪をひいた時にお風呂に入るメリット

メリットとはズバリ「清潔」「リラックス」「セットポイント」「保湿」の4つです。

風邪をひくと、私たちの身体は汗をかいて熱を下げようとします。このとき、身体の中の老廃物も一緒に排泄されますが、お風呂に入らないでいると、身体の表面に老廃物が溜まって発汗を邪魔してしまいます。汗をかいたときは、洗い流して清潔にしておくことが大切です。

また、免疫力はストレスによって機能が低下し、リラックスすると活性化します。これは、免疫機能を支配している自律神経が私たちの心と密接な関係にあるためです。

お風呂にゆっくり浸かって疲れをとることで、免疫力を高めることができます。
身体にはその時々の最適な体温があり、これをセットポイントといいます。風邪を引くと、免疫細胞が働きやすい環境にするために体温を上げる必要があり、セットポイントは平熱よりも高い温度に設定されます。お風呂に入って身体を芯から温めることで早くセットポイントに到達することができ、特に風邪のひき始めに有効とされています。

最後に、私たちの鼻やのどには粘膜があり、これは細菌やウイルスの侵入を防ぐ働きをしています。また、粘膜には免疫細胞が多数存在するので、病原菌を倒す場所でもあります。粘膜の成分のほとんどが水分なので、乾燥していると粘膜は弱ってしまいます。湿度の高いお風呂で粘膜に潤いを与えることで、より病原菌に対抗できるようになります。

お風呂に入るときの注意点

お風呂に入るメリットはたくさんありますが、いくつか注意点があります。

1.お湯の温度をあげすぎない

風邪をひいているときは身体が弱っています。熱いお風呂は体力を奪い、さらに身体を弱らせてしまう原因にもなります。体力を奪われると、免疫細胞の活動も低下してしまい、風邪を長引かせることになりかねません。
最適な温度は41℃といわれており、無理して熱いお風呂に入るのは控えましょう。

2.脱水に注意

身体が温まるとどうしても汗をかきます。汗は熱を下げる働きがあるので、よいことではあるのですが、脱水には注意が必要です。
風邪で食事量が減った、下痢が続いた、などの症状がある場合は、想像以上に身体の水分が失われていることがあります。脱水になりやすい状態であることを理解し、汗をかく前に水分補給を心がけましょう。

3.髪はしっかり乾かす

昔と違って湯冷めの心配は少ないといっても、お風呂から出て薄着をしたり、髪を濡らしたままにしていれば、湯冷めします。お風呂からあがったらすぐに髪をしっかり乾かし、できるだけ早く布団に入って、身体を冷やさないようにしましょう。


風邪をひいたときにお風呂に入るメリットとして、「清潔」「リラックス」「セットポイント」「保湿」の4つの効果が得られます。
ただし、次の3つの点に注意が必要です。

風邪(お風呂)

家にお風呂のある現在では、風邪をひいていてもお風呂に入ってよいのです。注意点を意識しながら、お風呂に入って風邪の治りを早めていきましょう。
ただし、風邪には安静にするのが一番。高熱のある方、おう吐や下痢の症状がある方などは控えてくださいね。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る