ブログ

インフルエンザで異常行動がみられた時の対処法とは!?

インフルエンザの時、異常行動がみられることがあります。
タミフル、イナビル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬の副作用として一躍有名になりましたが、医学的には異常行動と抗インフルエンザとの間に因果関係は認められないとされていました。
現在では、タミフル服用の有無にかかわらず、異常行動はインフルエンザの症状の一つであることが明確になったと報告されています。

異常行動のほとんどは子どもに見られ、覚醒した直後に起こることが多く報告されています。
異常行動では、突然立ち上がって部屋から出ようとしたり、ベランダから飛び降りようとしたり、突然笑い出して階段を駆け上がろうとしたり、あるいは何かを呟いて泣きながら部屋の中を動き回るなど、様々な姿を見せます。

このような異常行動がみられたとき、どのような対処法をとればよいのでしょうか。
c31e5f737c0548cf3503127dce2a8fa7_s
そもそも、インフルエンザによる異常行動の原因には、高熱が考えられています。熱によって免疫細胞が過剰な反応をしてしまい、脳で様々な信号が出される結果、混乱して妄想や幻覚、意識障害などの症状が現れ、異常行動につながるのです。

今回は、インフルエンザによって異常行動がみられたときに取るべき対処法についてご紹介していきます。

目を離さない、危険な行動を取ろうとしている時は制止する

さきほどお話したように、異常行動は高熱によって脳が過剰に活動してしまうために起こるものと考えられています。
根本的な解決法は熱を下げることですが、インフルエンザにかかっている状態ではそう簡単にいきません。
この脳の過剰な活動は覚醒直後に起こることが多いといわれていますが、10分ほどで自然に治まることが多いようです。

異常行動がみられたときは、目を離さず、家を飛び出したり窓から飛び降りたりしそうになったときにきちんと対応できるようにしましょう。
慌てて病院に行く必要はなく、しばらくすると落ち着くことがほとんどです。まずは落ち着いて安静にしましょう。
また、女の子よりも男の子の方が起こりやすいので、お母さんだけでは不安な場合はできるだけ複数の大人が付き添うとよいでしょう。


寝室は1階にして、なるべく物を置かない

異常行動が発生するのは、

発熱したその日:20~30%
発熱の翌日:50~60%

と報告されており、さらに70~80%が眠りから覚めてすぐ
10%が眠りから覚めて徐々に起こるとされています。



異常行動による怪我を防ぐためには、寝室を安全な環境に整えることが重要です。

興奮、もうろうとしている状態で階段を駆け下りれば、いつ踏み外すか分かりません。ベランダのある2階以上も危険です。部屋に割れやすいものや重いものがあれば、それも怪我の原因になり得るでしょう。

異常行動が起こっても、それを重大な事故につなげないためには、寝室は1階にして、部屋には怪我の原因になりそうな物は置かないように意識しましょう。


今回のポイントは次の3つです。

インフルエンザ異常行動

異常行動はインフルエンザの症状の一つであり、のどの痛みや発熱、咳などと同じで、完全に防ぐのは難しいものです。異常行動がみられた時は焦らないで抑えてあげること、異常行動による危険を少しでも減らすために、患者の周りの環境を整えることが大切です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る