ブログ

睡眠とホルモンの関係は?

眠気が来て睡眠を取るのは人の生理現象の一つで、生活の中で必ず行わなければいけない行為です。疲れている時や夜になると眠くなると布団に入って眠りに就きます。この睡眠時に分泌されるホルモンが大きく睡眠に関係するのです。睡眠とホルモンについての関係をお話します。

人が睡眠時に分泌されるホルモンに「成長ホルモン」「メラトニン」「コルチゾール」の3つがあり、それぞれが生体活動をする為に必要なホルモンです。それぞれに生理現象に働きかける役目がある為、当然睡眠にも重要な関わりを持ちます。

・成長ホルモン
・睡眠ホルモン「メラトニン」
・幸せホルモン「セロトニン」

この3つの睡眠に関わるホルモンについて詳しく説明していきましょう。


成長ホルモン

読んで字の通り、成長を促すホルモンです。睡眠時にはこの成長ホルモンが分泌される事で骨や筋肉などの体の成長が促され、代謝をコントロールする事で脂肪の燃焼や疲労回復、ウィルスなどへの抵抗力や体組織の再生修復などを促します。成長期の子供は睡眠を取る事で健やかな体が構築されていく訳です。人間の体は自律神経により支えられており、「交感神経」、「副交感神経」の2つに分けられます。自律神経が乱れると、体に様々な異常をきたし、そのまま放っておくと自律神経失調症になってしまいます。この自律神経は心身の機能を調節してくれる働きを持ちます。自律神経が乱れれば、当然睡眠にも影響を及ぼします。自律神経のバランスを保つ事で、安定した睡眠を送れると言う事に繋がります。

睡眠時に成長ホルモンが分泌されますが、睡眠を開始してからの3時間が最も多く成長ホルモンが分泌される時間帯と言われています。特に深い睡眠時、ノンレム睡眠状態の時ほど多く分泌されると言われています。しっかりと睡眠を取っておかないと、この成長ホルモンは正常に分泌されず、不眠症に陥ったり、疲労が上手く抜けないなどの症状になりやすくなってしまいます。質の高い睡眠を取る為には、成長ホルモンの正常な分泌は絶対条件になります。

196b42bf801822f8f42c8ea132430d22_s

睡眠ホルモン「メラトニン」

メラトニンは体内時計と連動して分泌される事で睡眠を引き出すホルモンで、「睡眠ホルモン」と呼ばれるものです。このメラトニンは脳にある「松果体」と呼ばれる部分から分泌されるもので、日中は分泌を抑えられた状態で待機しています。特徴として日中は分泌を抑えられ徐々に低下していき、14時間ほどでメラトニンの分泌量が増加して行きます。
つまり、起床から就寝時間までの時間が丁度メラトニンが抑えられている時間帯と言う事になります。このメラトニンは光を浴びる事で分泌量が抑えられる為、朝の陽の光を浴びる事で、朝の目覚めをスムーズに行えます。メラトニンは就寝時間の1,2時間ほどで増加する傾向が見られますが、夜中でも強い光を浴びてしまうとメラトニンの分泌量が減ってしまう為に安定した睡眠の妨げになってしまいます。
メラトニンの分泌を促すのであれば、寝る時は部屋を暗くして分泌しやすい環境を作っておきましょう。また、メラトニンを大量に分泌する事で「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールを抑制し、深い睡眠を誘発させより質の高い睡眠を送る事が出来ます。

メラトニンには睡眠だけでなく、ホルモンの性質である抗酸化作用を持ち、代謝機能に大きく影響を及ぼします。代謝は疲労回復にも関わるので、疲れが残ってしまうと寝付きも悪く途中で目覚めるなどで睡眠バランスが崩れてしまい、質の高い睡眠を取る事が出来ません。

90036d7c87872a22ae8bdba38a858bc8_s

幸せホルモン「セロトニン」

必須アミノ酸である「トリプトファン」と「ビタミンB6」を取る事で腸から体内に分泌される幸せホルモンと呼ばれるセロトニン。このセロトニンと言うホルモンには精神伝達物質である「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」のバランスを保つ役割を持ち、セロトニンが不足してしまうと暴力的になったり鬱を発症したりなどの精神バランスを崩す恐れがあります。
睡眠ホルモンであるメラトニンは、セロトニンを材料にして作られた物質です。夜、寝ている時にセロトニンがメラトニンに変わる事で睡眠ホルモンが働いて睡眠を誘うのです。セロトニンが正常に作られ機能している事で、精神バランスは保たれ穏やかな幸福感に包まれ、安定した睡眠を送る事が出来るのです。

セロトニンは食べ物を摂るる事で作られるので、意識してセロトニンを作る物を食べないといけません。主に卵やゴマやレバーなどに含まれ、たんぱく質が含まれるものを食べるとあわせて摂取する事が出来ます。カレーなどに含まれるスパイスは腸を程よく刺激し活発になる為、セロトニンを分泌する腸の影響に良い料理とされています。

b9ba2458dfa2e4624a978095cd78104c_s


睡眠とホルモンの関係はいかがだったでしょうか?主に脳から分泌されるホルモンが光を受ける事で、体中に作用し睡眠をコントロールしていると言う事が解りますね。

・成長ホルモン
・睡眠ホルモン「メラトニン」
・幸せホルモン「セロトニン」

目から光を感じ、脳から送られる信号が全身の体内時計に伝達し、それが結果的に睡眠に関わって行く。全ての信号は脳から送られ、脳から分泌されるホルモンによって睡眠と言う生理現象に繋がって行く訳です。生活リズムを整える事がこの睡眠のバランスを保ち、正常にホルモンを分泌させる事が出来ます。生活リズムを整えると言う事は、生活習慣を正しくすると言う事でもありますので、バランスの取れた規則正しい食事を心がけていれば、食べる事でしか作られないセロトニンも作られていくのです。

規則正しい生活と言うものは、全てのバランスを保つ意味でとても大事なのです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る