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お酒を飲まないのに肝臓の数値が高いのはなぜ!?

会社の定期検診で初めての血液検査。そして初めて知った肝臓の数値。普段お酒を飲まないのに、肝臓の数値がよくなかったという方はいませんでしたか?

お酒を飲まない方でも肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症に伴うメタボリックシンドロームなどの症状が疑われる方は、肝機能に関わる数値が高く出ることがあります。

いったいどういうことでしょうか?なぜ数値に影響があるのか、そしてどのような影響があるのか、詳しくみていきましょう。




肝臓の検査値について

肝臓に関わる検査値は色々あり、一般的に「ALT」「γ-GTP」「AST」「総タンパク」「コリンエステラーゼ」「アルブミン」などがあります。
お酒に関わる数値は、ALT、γ-GTP、ASTの3項目あり、飲酒することでこれらの数値は上昇します。特にγ-GTPおよびALTがお酒の影響を受けやすいとされています。

詳しくはコチラもどうぞ!「肝臓の検査って何を調べてるの??ALT、γ-GTPなど数値から肝機能を推理!!」

お酒と肝臓の関係

お酒の飲み過ぎにより、脳の機能の低下や胃食道の炎症、アルコール依存症など害はたくさんあります。そして、脂肪肝を引き起こす恐れもあります。

アルコールが分解された後、中性脂肪として肝臓に蓄積されます。この中性脂肪がどんどん蓄積すると脂肪肝に、そして「アルコール性肝炎」を引き起こす恐れがあります。
アルコール性肝炎が進行すると肝硬変を発症する恐れがあります。肝硬変になると血管障害が悪化し、肝性脳症や黄疸など様々な症状を引き起こされるので注意が必要です。

詳しくはコチラもどうぞ!「肝臓とお酒ってどんな関係があるの??」

お酒を飲まないのになぜ数値が高い?

では、なぜお酒を飲まないのに肝臓の数値が高い方がいるのでしょうか?

一つの原因として、あまり飲酒をしないにも関わらず脂肪肝や脂肪肝炎を発症することがあります。
脂肪肝や脂肪肝炎の総称を非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼び、NAFLDはメタボリックシンドロームの肝臓病とも考えられています。
肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症に伴うメタボリックシンドロームが進行することで発症します。これらが原因で肝臓の数値が上がる可能性があります。




実は危険な病気が潜んでいる可能性かも

前述に紹介した非アルコール性脂肪肝炎(NAFLD)という病気は、後に危険な病気へ進行する可能性があります。
NAFLDは脂肪肝と脂肪肝炎の総称であり、脂肪肝の場合、自覚症状が何もない人がほどんどです。

一方、脂肪肝炎は肝硬変へと進行するので、体の疲れ、皮膚が黄色くなる(黄疸)、お腹に水がたまるなどの症状が現れます。最悪の場合肝臓癌へ進行するため、注意が必要です。






 肝臓は沈黙の臓器ともいわれており、自覚症状が無いまま病気が進行する可能性があります。
特に非アルコール性脂肪肝炎(NAFLD)の一部は肝臓の数値が高い状態が続きます。放っておくと肝硬変、肝臓癌へと進行するので早めの治療が大事です。

自覚症状が無くてもメタボに該当する方または気になる方は、病院へ受診することをおすすめします。


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