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女性にもある 声変わりやのどぼとけ

声変わりは男性特有のものではないということを知っていますか?さらにのどぼとけも男性特有のものではないのです。今回は男女でみられる声変わりについてご紹介していきます。

声変わりするのは男性だけではありません。声変わりというと、思春期に急に声がかすれるようになり、しばらくその状態が続いた後にぐっと声が低くなり、のどぼとけが出てくるというイメージが強いかと思います。しかし、これはあくまで男性の声変わりの場合です。

実は女性でも、思春期にわずかながら声が低くなりますが、男性と比べるとほとんど目立たないため、気付かないうち始まって、気付かないうちに終わってしまいます。男性は1オクターブほど声が低くなりますが、女性は2、3音程度しか低くなりません。そして、声がかすれることもなければ、のどぼとけが目立つようになることもほとんどありません。




女性にものどぼとけはある

「女性の声変わりではのどぼとけは出ないっていうけど、のどぼとけって男の人のものじゃないの?」こう疑問に思った方もいるかと思います。
実は、のどぼとけは誰にでもあるものなのです。正式名称は甲状軟骨といい、首の前方を守っている軟骨の1つです。大人の男性のみでなく、女性にも小さい子供にも存在します。

首の中央を指でなぞっていくと、首をぐっと下に曲げたときにしわが寄るあたりに、小さいコリコリを触れると思います。これが甲状軟骨、のどぼとけです。分かりにくい方は首をぐっと上に反らせてみると触れやすくなります。

声変わりに男女差がある理由

では、なぜここまで男女で差があるのかというと、甲状軟骨と声帯は男性ホルモンの作用によって大きくなることが関係しています。
鼻や口がのどの奥でつながっています。のどの奥にさらに進んでいくと、この道は2つに分岐し、咽頭(いんとう)と喉頭(こうとう)に分かれます。咽頭は食べ物や飲み物の通り道で、食道から胃、腸へとつながっていく道です。

一方、喉頭は空気の通り道で、気管から肺へとつながっていきます。咽頭は後ろ側、喉頭は前側の前後に並んでおり、喉頭の中には声帯が張っていて、さらにその前を覆っているのが甲状軟骨です。二次性徴で男性ホルモンの分泌量が多くなると、甲状軟骨が大きくなり、声帯も太く厚くなっていきます。

男性ホルモンは精巣以外にも副腎という臓器によっても産生されるため、女性の体内でもある程度は存在しますが、やはりホルモン量は男性に桁違いに多くなります。

声帯が太く厚くなるということ

声帯が太く厚くなるとなぜ声が低くなるのか、最後に確認しておきましょう。
弦楽器を思い浮かべてみてください。太い弦ほど音が低く、細い弦ほど音が高くなりますよね。そして、指でフレットを抑えて弦の長さを短くすれば、同じ太さの弦であってもより高い音が出るようになります。

甲状軟骨が大きくなり、喉頭が広がるのに伴って、声帯も太く厚く、そして長く発達していきます。これによって、声が低く変化していくのです。




今回のポイントは、

・声変わりは思春期の男の子特有のものではない
・のどぼとけ(甲状軟骨)は女性にも小さい子供にもある
・のどぼとけと声帯は男性ホルモンの作用によって発達する

発達の程度には個人差がありますので、男性であまり声が低くならないこともあれば、女性でもかなり声が低くなることもあります。


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