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うがい手洗いの正しいやり方と効果!

外から帰ってきた時はうがいや手洗いをするように、子供のころ言われた経験はありませんか?寒い時、面倒くさい時にちゃんと洗わなかったり、しっかりと手を拭かなかったりして、怒られたりした記憶があります。外の空気に紛れているウイルスや感染症などから防ぎ、風邪などの病気を予防するため、うがいや手洗いは、子供だけでなく大人にとっても大事な習慣です。

しかし、ただやるだけではあまり効果はありません。病気から身を守るためにも正しいやり方を身に着けておくべきでしょう。

・うがいと手洗いの文化
・うがいの効果
・手洗いの効果
・正しいうがいと手洗い

今回はこれらについて具体的に詳しくお話ししようと思います。

 うがいと手洗いの文化

うがいと手洗いに効果はあるのか?ふと考えたことはありませんか?実は、風邪予防のために、うがいや手洗い、マスクをするのは日本だけの習慣なのです。そもそも欧米では、人前で口に含んだ水を吐き出す行為は「はしたない」とされているため、うがいが習慣化はされていないのです。手洗いは、手の汚れを落とすという目的から、こちらはマナーとして海外でも普通にある習慣となっています。

日本でのうがいの習慣は平安の時代から行われていたと言います。うがいという言葉は「鵜飼い」からきており、その姿が鵜が魚を飲み込む姿に似ているからとされています。

 うがいの効果

では、うがいや手洗いは病気の予防には全く役に立たない行為なのでしょうか?確かに科学的根拠がないと言われ続けたうがいと手洗いは、海外から見たら日本独自の奇妙な文化に映るかもしれません。ところが、21世紀に入ってからの研究結果によってうがいの効果に科学的根拠が発見されたのです!

京都大学がうがいが風邪の予防になるか?の「風邪予防効果の無作為割り付け研究」を行いました。
被験者は3つの100人グループに分けられ、「水うがい群」「ヨード液うがい群」「なにもしない群」に分けられ、2 ヶ月間、割り付けられたうがい行動をとってもらって風邪の発症を追跡するといった検証です。

結果、風邪の発症率は、
なにもしない群: 26.4人
水うがい群:     17人
ヨード液うがい群:23.6人

確率的に言えば、水うがいをした場合は60%以上が風邪を防げるということになります。ちなみに、ヨード液うがいはうがいをしない場合と比べて12%の低下にとどまったことから、統計学的に抑制効果があまり認められない結果となりました。

さらには、浜松医大の研究グループにより、緑茶によるうがいを行った場合、うがいをしなかった場合と比べて7割近くも風邪の予防に成功した研究成果が発表されました。

このことから、決してうがいは意味の無いものではなく、風邪や発熱、病気にかかる確率を減らす効果があることが立証されました。

ただし、これは一般的な風邪を防止する効果があるもので、インフルエンザのような10から20分ほどで気道から細胞に付着されるような即効性のウイルスには効き目があるという科学的根拠は無いとのことです。全く効果がないことはないとは思いますが、ウイルスが細胞に取り込まれる前に、そのたびにうがいというのはさすがに無理があるでしょう。

 手洗いの効果

手は当然のように生活の中で一番使う部位です。ドアノブ、机、雑誌など様々な人が触れるものを触れる機会が多い部位でもあります。私たちの手には「常在菌」と「通過菌」という二種類の菌が存在します。常在菌は皮膚の深いところに存在する「表皮ブドウ球菌」に代表されるいわば手の善玉菌です。

逆に通過菌とは、外部から手に付着したウイルスなどの菌を指します。様々な病原菌はこの手に付着することによって私たちの体内に侵入してきます。

さすがに菌の全てを水洗いだけで落とすのは不可能ですが、大体の菌を洗い流してくれます。手洗いの効果を高めるには、石けんなどの殺菌効果の高いものを使い、元から死滅させたうえで手洗いすると良いでしょう。

 正しいうがいと手洗い

うがいと手洗いの効果が解ったところで早速試してみたいところですが、ただやみくもにやるだけでは効果はありません。雑なやり方では惰性になってしまい、それこそ全くの無意味な行為と言えます。やるからには正しく効果のあるやり方で行いましょう。

正しいうがいのやり方

まずは軽く口の中を水でゆすぎましょう。緑茶や薬を混ぜるとさらに効果的です。口に残った細菌や食べかすを吐き出すことで、口の中の細菌を洗浄します。
次に上を向いて通常のうがいを行います。この時に「おー」という発生をすると口の奥やのどの中まで洗浄できます。最後に口をしっかりすすいで終了です。

正しい手洗いのやり方

最初に軽く手を水で流します。次に石けんなどをしっかりと泡立ててから手のひらや指の間、手の甲をこするように洗います。指先やつめの間は傷つきやすいので、手のひらの上でこするように洗います。
手首や腕の部分も洗っておくと良いでしょう。最後に流水でしっかり石けんを洗い流したら清潔な乾いたタオルで水気を拭き取って終了です。

厚生労働省の指針にもありますが、手洗いには15秒以上かけることで手についたウイルスなどの菌が減少すると言われていますが、できれば30秒ほどの時間をかけるのがベストと思われます。
特にむずかしいしい手順も、道具も必要としませんので、これらを習慣づけて正しいやり方を行ってください。


うがいと手洗いの正しいやり方と効果についてのお話はいかがだったでしょうか?

・うがい手洗いを風邪予防として習慣化しているのは日本だけ
・うがいは風邪予防に効果があるとの研究結果がある
・手洗いは、石鹸を使い、15秒以上行うと効果的

普段から習慣として行っている人たちでも、案外正しいやり方で行っていないものです。
これらのことを参考にして、正しいやり方で風邪の季節を乗り切ってください。今回のお話が皆さんの役に立つことを願っています。


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