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栄養ドリンクとエナジードリンクの違いって?

栄養ドリンクとエナジードリンク、実は全く異なる2つの商品ですが、それではどのような違いがあるか知っていますか? 疲れたときに飲むもの、眠気覚ましのために飲むもの・・・実はもっと決定的な違いがあるのです。

栄養ドリンクは、疲れた大人が元気を補給するために、エナジードリンクは若者がテンションをあげるために、というイメージがある方も多いかもしれません。では、実際にどのような違いがあるかといいますと、最も大きな違いは、それぞれの商品の分類が違うということです。栄養ドリンクは「医薬部外品」という分類に含まれますが、これに対しエナジードリンクは「清涼飲料水」に含まれます。
分類が違うと何が違ってくるのでしょうか。

 法律が違う

医学部外品は薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)という医薬品と化粧品の中間にあたるものを扱う法律によって定められています。薬機法は平成26年に改正されたものであり、元の「薬事法」の方が聞き慣れているかもしれません。

医薬品は治療を目的にした薬、医薬部外品は治療というよりは防止・衛生を目的とした成分が含まれるもの、化粧品は清潔、美化などを目的とする製品という違いがあります。厚生労働省の定めた成分を含み、かつ厳しい審査を通ったものでなければ認定されません。

一方、清涼飲料水は食品衛生法によって定められている製品で、かみ砕いて言えばジュースに含まれます。特定の菌が含まれていない、特定の成分を何%以上含んでいない、など身体に悪影響を与えないような一定の基準を満たせば、清涼飲料水として認められます。

 成分・効果が違う


医薬部外品は漢方やビタミン、タウリンなど、厚生労働省が認めた“有効な成分”を含んでおり、その効果が認められています。「有効な成分を配合している」ということを厚生労働省が認め、宣伝することを許可しており、広告として「滋養強壮」「栄養補給」などの効果・効能を表記することが許されています。

一方、エナジードリンクの主な成分であるカフェインは身体を興奮させる作用がありますが、厚生労働省によってその効果・効能が保証されているものではなく、薬機法の管理下には含まれません。食品衛生法に含まれている以上、一般的な食品と同等の扱いになるため、健康に関与している広告は許されていないので、「翼を・・・」、「・・・ハツラツ」などの表現になっています。


栄養ドリンクとエナジードリンクの違いは次の3つです。

・法律が違う(栄養ドリンクは薬機法、エナジードリンクは食品衛生法)
・効果・効能が違う(医薬部外品は厚生労働省によって認められている)
・そのため、広告の具体性も違う

医薬品の中には一般の店舗では買えないものや薬剤師を通さないと買えないものなどありますが、栄養ドリンクとエナジードリンクは、いずれもコンビニ等で購入可能な商品です。見分け方としては、「医薬部外品」の表記の有無をチェックしましょう。


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