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顎関節症は病院で治る!?

顎関節症になった方は身近にいますか?芸能人で顎関節症療養のため、活動休止。という方が過去に数名いましたが、聞いてみると周りにもチラホラいらっしゃるのではにでしょうか。

「顎が痛い」、「口を開けるときに音が鳴る」こんな症状に悩まされる顎関節症。放っておいたら治ってしまったような一時的なものもあれば、長い間つらい思いが続くものもあります。しかし、なかなか治らない顎関節症であっても、正しい治療を行うことで改善させることができます。今回は、顎関節法の対処法・治療法についてご紹介していきます。

顎関節症の治療法には、大きく分けて保存的な治療法と根治的な治療法の2種類に分かれます。
保存的な治療法とは、手術のような積極的な治療はせず、出来るだけ負担の少ない対処法を行うことで、それ以上悪化するのを防ごうという方法です。軽度の顎関節症であれば、保存的療法でも完治できる場合もあります。

根治的な治療法とは、保存的な治療法とは異なり、噛み合わせや顎の関節に治療を施すことで、顎関節症を根本的に治すための治療法です。保存的な治療法では十分に効果が得られない場合や、重症の顎関節症の場合には、こちらが適応になります。

 保存的な治療法

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■スプリント
顎関節症に対して最も広く行われている治療法です。ボクシング選手が使うような、ゴム製またはプラスチック製のマウスピースを着用します。顎関節症では、顎の関節がずれることで噛み合わせがずれ、噛み合わせがずれることでさらに顎の関節に負担がかかるという悪循環に陥ってしまいます。
そこで、噛み合わせを矯正させ、歯の食いしばりや歯ぎしりで悪化するのを防ぐために用います。主な診療科は歯科です。

■痛み止め
痛みの強い場合は、痛み止めも有効です。痛みを我慢するために歯を食いしばってしまうと、噛み合わせや顎関節に負担がかかり、顎関節症を悪化させる原因になります。痛みの強いときは無理をせず、薬の力を頼るのも1つの手です。

■温める
顎関節症では、関節が変形してしまうことで顎周辺の筋肉に異常な負担がかかってしまっています。長期間負担のかかった筋肉は凝り固まってしまい、痛みを引き起こす原因になります。肩こりと同じように、凝り固まった筋肉は温めることで改善します。

このとき、炎症が起きている場合は温めると悪化してしまい、逆に冷やす必要があるので注意が必要です。炎症には発赤、熱感、腫脹、疼痛の4つの兆候があります。痛みのある場所が赤く腫れて、熱をもっているような場合は、温めないように気を付けてください。

 根治的な治療法

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根治的な治療法は、口腔外科、耳鼻咽喉科で行われます。
■歯を削る・被せものをする
噛み合わせが悪いことが原因で顎の関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こしているような場合に有効です。歯を削る、または高さが足りない歯に被せものをすることで、噛み合わせを矯正します。ただし、もともとの原因が顎関節にあり、そのために噛み合わせが悪くなっている場合には、噛み合わせを治しても再発してしまいます。

このため、ご自身のタイプに合わせて治療法を選ぶ必要があります。

■関節鏡手術
関節鏡とは内視鏡のようなもので、皮膚に数mmの切開を加えて、その穴から先端に小さいカメラのついた細い器具を挿入し、カメラからの映像をもとに手術を行う方法です。傷跡も小さく、その分痛みも軽く、手術の中では負担の比較的軽い最新治療です。関節の中の構造に変形があったり、癒着(ゆちゃく:炎症によって本来離れているはずの構造がくっついてしまうこと)がある場合には、このような手術が必要になることもあります。


顎関節症の治療法は大きく分けて次の2つです。

・保存療法は「スプリント」「痛み止め」「温める」
・根治療法は「歯を削る・被せものをする」「関節鏡手術」

顎関節は食事にも会話にも活躍している非常に大切な関節です。正しい治療を行い、毎日の生活をよりよいものにしていきましょう。


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