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生姜に含まれる成分の効果・効能とは!?

一般家庭でも薬味などに使われる生姜は漢方薬にも使われ、ぽかぽかと温かくする効果もあり、生姜湯、生姜紅茶など寒い冬やクーラーが効いた部屋で飲みたくなるようなメニューも多いですよね。この生姜に含まれる成分には具体的にどのような効果・効能があるのでしょうか?

また、生姜焼きやそうめんの薬味など、家庭料理で幅広く使われる生姜は昔から体に良いと言われていました。
生姜はこれまでどのように使われてきた歴史があるのか、また、具体的にどんな成分が含まれているのか?を見ていきましょう。

 生姜の歴史と用途

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家庭料理などでも使われる機会が多い生姜ですが、その本来の効果と効能から古来より漢方としても重用されてきました。その歴史は西側と東側で分かれており、用途も西と東では違ったものでした。確認されている文献では、紀元前300~500年頃にはコショウや塩とともに保存食や漢方として使われていた記述があります。

主に西側では乾燥させて粉末状にしたものをスパイスとして扱い、貿易などの手段として使われた貴重品であったと言われています。

一方東側では生姜の効果と効能を活かした漢方薬として扱われ、日本でも漢方として伝わり、日本で香辛料として定着するようになったのは江戸時代と言われています。旧暦の8月1日には生姜の節句として各地の神社で収穫を祝う行事が行われ、現在でも伊勢神宮では生姜糖と言うお土産物がその時の名残で存在しています。

 含まれている成分のヒミツ

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一般家庭でも生姜焼きや紅ショウガなど調味料や薬味などで身近なものとして扱われている生姜は万能の食材として重宝されています。生姜汁を使ったスープなどは体の芯から温まると言われ、風邪などの時の料理にもよく使われます。

実際に中国では古くから生薬としての利用が文献に記されていますし、現代でも漢方薬や健康食品としての側面もあります。この生姜の成分が持つ主な効果・効能としては、殺菌、胃腸の活発化、冷え性改善、免疫力向上など様々あるようです。
その成分はというと、辛みの元でもある「ショウガオール」、「ジンゲロール」。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これらは生と加熱後では効果も変わります。

生のまま

生の生姜に含まれるジンゲロールは、最初にピリっとくる辛さの成分で、強い殺菌力を持っています。お刺身の薬味やお寿司に添えられるガリはその効果を狙ってのことだったんですね。
その性質を生かし、風邪のひきはじめなどには、はちみつ漬けがおすすめ。生のままでもおいしく召し上がれますし、紅茶に入れてもおいしく、殺菌効果と発汗作用が見込めます。
注意点として、ジンゲロールは空気に触れると成分が変化してしまうため、直前にすりおろしたり、スライスしたものを使ってください。冷凍してもかまいません。

加熱調理・乾燥(天日干しなど)

ジンゲロールは、100℃以下で加熱すると、辛みの強いショウガオールという成分に変化します。また、脱水反応でも同様の変化が起こるため、生姜の保存中に自然増加します。
ショウガオールは胃腸を活発化させたり、血流を高め、熱を取り出す効果があるため、冷え性改善目的で、昔から漢方薬として使われています。
香りは失われますが、生姜をスライスし天日干ししたもの、生姜パウダーなどを飲み物や食事に加えてみてください。また、お風呂に入れるとぽかぽか温まりますよ。

気になる症状に併せて、生姜の取り入れ方を変えてみてくださいね!なお、何事もやりすぎは禁物。生姜は1日に、すりおろしなら10g(小さじ1杯)、スライスは5,6枚程度にしてくださいね。


これだけ多くの効果があるのを知ってしまうと古くから薬用に使われていたのも納得ですね。生姜料理を食べた後の体がポカポカするのも決して気のせいではなく、生姜成分の持つ血行促進作用が原因と言うのも解りました。

・風邪気味の時はジンゲロール:生のまま(すりおろし、スライス)で
・冷え性改善ならショウガオール:乾燥タイプ(パウダー、天日干しなど)で

気になる効果に併せて、取り入れ方法を変えてみてくださいね。


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